好爺Gさんで、まいらう

やほおブログ難民だす

心豊かな暮らしを

雨後曇り

けっこ禿しかった雨が去って、
秋の静けさが戻ってきた。

落ち葉を踏み締めながら、
自転車が行く。

木の葉が、前に後ろに
舞い降りる。

空気の冷たさが、
冬の訪れを予感させる。

笑うことも、泣くことも忘れて、
活きることすらも忘れて、
この途にある。

どうやって飛び出そう?

どこまで飛び出そう?

おいらの出先は頼りないかも?

隣人の歩く音に耳傍立てる。

窓を開けると、
やや湿った風が
おいらの手に、頬に。

行かねくちゃ、
おいらは自分に言う。

行かねくちゃなんね、
おいらの選んだ途を、
たとひそれが茨の途たりとも。

下穿きは、100円ブリーフに
ブロードのステテコで。