ギィヤーン、今日こそ、
浅草で花金と思ってたら、
客先からよんどころなき電話。
浅草行きは、風前の灯火状態。
頭の中では、エルトン・ジョンの
キャンドル・イン・ザ・ウィンド
が鳴り響き、僕を慰める。
来週の出張用の切符を買い、
パズル誌を探し求め、
昼間の移動の暖かい電車の中で
涎を垂らしながら眠りこける。
やる気が(もし、あったとしたら)
一辺に失せてしまう。
蝋燭の炎が与えるほのかな光が
費えてしまうその前に、
ここに書き留めながら。
(って、そんなにタイソウなもんじゃないか?
僕を尋問しようと待ってる
浅草六区おまわりさん、
期待を裏切ってゴメンね。)