おいらの学校の入学式にも、
卒業式にも。
仕事が大変なのは知ってたし、
それが普通だったし、...。
それに何一つ不平も言わずに
学費を出してくれて、
おいらを育ててくれたんだし、
時には、おいらの行く学校の下調べとか
してたから、全く関心が無かった訳じゃないらしい。
大学入試で浪人しようとした時も、
受かった大学へ行けと行ってくれた。
フランスに行こうとして行かなかったのは、
親の脛ばっかり齧ってた、おいら自身の責任。
親父は来なかった。
だけど、ずっと見守っててくれた。
おいらもそんな風に、子供たちを見守らなくっちゃな。