ウチの庭の梅も八部咲き。
花の香りに誘われてか
2羽の小鳥達が、
伸び放題に伸びた枝から枝へと
飛び回っていた。
この2羽は、夫婦なのか兄弟なのか、友
あるいは達同士なのかは分からぬが、
元気良く、仲よく飛び回っている。
彼らに取っては、
枯れて葉っぱが落ちてしまった
垣根も立派な遊び場。
声も出さずに軽快に
枝の間を飛び回る。
遊べ、小鳥達よ。
昔は、おいらもそんな風に
無邪気に遊んだ時代が
あったよなあ。
小枝には乗れないけど。
遊べ、小鳥達よ。
おいらももお前達の動きを
目で追って、遊ぼう。
その遊ぶ姿で、
しばしの間、この世のウサを
忘れさせておくれ。