好爺Gさんで、まいらう

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心豊かな暮らしを

軽トラ爺たん口吻す(6)

一瞬、その人の唇がほころんで、少し微笑んだ様に見えた。
そして、彼は首を縦に振ると、踵を返しおいらを置いて
更衣室を出て行った。

おいらは身支度を整えて、カアチャンに
「友達と会ったから、飯食っていくから」
とテキストメッセージを送った。

プールの出口に彼は居た。
おいらを見つけて、
「ありがとう、」
と言った。
「なぁに、おいらも暇だからよぉ。」