好爺Gさんで、まいらう

やほおブログ難民だす

心豊かな暮らしを

ドリィム

心の中に、小さな滴。

だんだんと小さくなって
消える。

跡が僅かに残って。

夢見た夢を、まだ
見続けているのかい?

誰かが聞いた。

夢見た夢は、も無いよ、
とおいらは答えた。

そこにあるのは、
かつてあったものの
記憶ばかり。

こうべを上げて、
外を見る。

夜の闇を抜けて、
風がおいらに話し掛ける。

夢見た夢は、きっと
戻る。

何がそれを消し去ろうとしても、
誰がそれを吹き飛ばそうとしても。

夢見た夢は、きっと
導く。

その扉の向こう側へ。

眩い閃光と共に。