好爺Gさんで、まいらう

やほおブログ難民だす

心豊かな暮らしを

酔いクリスマスを(おいら編)

街がイルミネーションで
飾り付けられて、
眩いばかり。

休みに入った子供達の顔に
笑み溢れ、
酒臭い親父達さえ
話に耽る。

サンタさんよ、あんたが
クリスマスの化身だとしたら
どのヒトにも贈る喜びを
この親父にも分けてやって
くんねか。

親父はポツリと灯された
街灯のそばを行く。

その息が白く輝く。

ため息が、小さく街に
こだまする。

その近くの家から漏れる
オレンジ色の灯りと
笑い声がその耳に届く。

良かった時がその脳裏に蘇る。

小さな笑みが、仄かに浮かぶ。

良いクリスマスを。