おーちんますぱす。
ジンセの名の元、全ては
流れ行く。
右から左、または、
左から右へと。
肯定が、ヒトを気持ち善くする。
ヒトとヒトとが干渉しあい、
時が流れてゆく。
ある時は特急列車の様に早く、
ある時は鈍行の長閑な穏やかさをもって。
振り替えるも、その歴史は
取り返しつかず。
歴史は、そこに残る。
何千もの何万もの筋道を
残しながら。
こうすれば良かった、
ああすれば良かったと悔やみ
悔やませながら。
明るさも暗さも歴史の中に
埋もれていく。
一時が、長引けば好いと思う時も
早く遣り過ごしたいと思う時も。
ジンセを活き、ジンセを楽しむ。
己のためと、己を支えるヒト
のため。
やがて、大きな光の波が
ヒトを解放するまで。
まっこと不可思議なものよ、
ジンセとは。
さふ、Gさんは語った。