2010-06-01 車窓に #練習用 自分の顔、映し出しながら、 通り過ぎる灯りを眺める。 チアーズと去った人に 語り掛けながら。 電車は、さっき来た道を戻る。 ただ、淡々と走る。 半分寝た人が、思い思いの夢に魅せられ、 頷く。 本が揺れで落下する。 もう乗り込む人は無く、 少しのずつ人が降りて行くだけ。 やがて、最後の人となり、 最後の駅にたどり着くまで。