好爺Gさんで、まいらう

やほおブログ難民だす

心豊かな暮らしを

車窓に

自分の顔、映し出しながら、
通り過ぎる灯りを眺める。

チアーズと去った人に
語り掛けながら。

電車は、さっき来た道を戻る。

ただ、淡々と走る。

半分寝た人が、思い思いの夢に魅せられ、
頷く。

本が揺れで落下する。

もう乗り込む人は無く、
少しのずつ人が降りて行くだけ。

やがて、最後の人となり、
最後の駅にたどり着くまで。