炎の揺らぎには、
ココロをやすめるものがある。
宗教的な意味合いは
知らずとも、お寺や
教会でろうそくが揺らぐのを見る時、
かつて生きていた人の魂の
揺らぎに触れられるような
気がする。
人は何故生き、
そして、死んでいくのか?
ろうそくが作り出す巨大な陰も
揺らいでいる。
生まれたからには、ある意味、
楽しまないと。
人や生き物を怯えさせながら生きるのは、
おいらの生き方にはそぐわない。
みんなそれなりに楽しく
生きられればなあ。
ねえ、苦しいだけの人生だなんて、
ダメだよ、そんなの。
もちろん、物には両面がある。
太陽の暖かさは必要だけど、
過度の暑さは要らない。
みんなが同時に幸せになるのは
難しいかも知れないけど、
きっと、戦争をせずに暮らすことは
できる筈だ。
ろうそくの揺らぎを見ながら、
生きることを考える。
でっかい幸せの輪を作ろ。
手と手をつなぎながら、
ココロとココロをつなぎながら。