河原で見つけた石っコロ。
見つけた時は、
とてもきれいで大切なもの
だったのに。
時間が動き、ココロが動く。
自分に価値のあったものが、
人の意見で揺らいで行く。
硝子切りか切削用バイトでしか
意味が無いと思われる
ダイヤモンドに目が眩む
輩もいるらしい。
石っコロは、道に捨ててしまったけど、
考えてみれば、ダイヤほどじゃないとしても
自然がそれなりの時間を掛けて創ったもの。
どんなに小さな石でも、
自然の石なら、
人が簡単に作り上げる
コンクリートの土手よりは
はるかに価値がある。
あの石は、今ごろどこに、...。
本当に価値があるものは、多分、
きっと、ココロの中にあるんだろうと、
思いながら。