たまに、電車で、壊れちゃってる
人を見かける。
今日見た人は、見かけは普通だが、
時々でかい声で、何かをしゃべる。
でも、まっとうな人間て、
何なんだろ。
急にでかい声を出すのは、
よろしくはない。
(周囲の人がびっくりするからね。)
たまたま、彼の異常性は、
見え易いとこに
出てるだけで、
僕は、否、僕らは、
多かれ少なかれ、同じような
異常性を持ってるような気がする。
こんなに疲れてても仕事に行く
なんて、異常性の最たるもんだ。
時計やカレンダーに合わせて、
仕事をしたりするのも。
多分、そうなんだ。
人間社会は、そこに合うように
壊されたココロのかたまりなんだ。
そうでなけりゃ、進んで、
こんな苦しい仕事をする
必要ないもの。