朝目を覚ますと、
明るい兆しが見える。
電車がトンネルから出ると
青空が広がっている。
それはもう、奇跡の世界。
この世に生を受けて、
存在する。
そして朝の光が、木々が、
それぞれの息使いで
僕に話しかける。
何という世界、
それらは、僕に見られ、
感じられることを
楽しむかのように
そこにある。
何という奇跡。
この世は奇跡に満ちている。
一日、一日が、地軸の回転と
太陽を中心とした公転により
営まれていく。
その中に組み込まれて
僕も生きていく。
奇跡に溢れた世界で、
奇跡を感じながら。
(追記)
そして、奇跡のj時を台無しにするのは
いつも人間達。
音を立て、光を出す、奇跡とは
かけ離れた彼等の作り物。